アンテナ昇降機トップ |
Technical Manuals |
1.コンクリート柱の標準寸法 |
2.コンクリート柱・概略図 |
3.パンザマストについて |
4.ロープ・バンドの規格と構造計算 |
5.部品の加工・重いアンテナの注意点 |
6.FAQ |
7.追補 |
素材の名称 | 素材の機能・加工概要 |
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キャップ スペーサー 取付バンド ウィンチ固定金具 |
亜鉛メッキ |
ガイドレール |
1段の長さ:1.82m(標準) |
レール止め金具 |
ステンレスレール:ステンレス その他のレール:亜鉛メッキ |
滑車 |
長期耐力75Kg×4個 |
ワイヤー | ステンレス7本ヨリ×7本 4mmφ 耐1t |
ウインチ |
塗装仕上げ 揚力100Kg ギヤー比:昇降とも1対1 巻き下げ方式(*下注) |
ボルト類 |
ステンレスレール:ステンレス その他のレール: ステンレス・クロム・メッキ混用 |
ポール等を含め60~70Kgを越すアンテナ装置を積載される場合はウインチへの荷重のため
ハンドル操作がかなり重くなります。
注) 図はダブル滑車の働きをわかりやすくするため、一部実物と異なる部分があります。 |
右図のように滑車を1個増やし、ダブル滑車とすることでハンドルにかける回転力は 半分で済むこととなります。(ワイヤーと滑車は、その分余分に必要です。) 尚、使用する滑車は安全率を十分見込んで頑丈なものをご使用になられますようお願いします。
対策例2:本製品は、耐負荷300kgの設計と部品を使用しており、ワイヤーとウインチの変更(オプション) により300kgまでのアンテナ装置を積載できます。
このようなビッグアンテナでは、ローテーターのブレーキトルク (フライホイール効果=エモテーターのカタログをご参照ください。)を考慮しませんと、 ローテーターのギヤーを破壊することとなりますので、そちらの方も併せてご検討ください。
/m | |
滑車 | 250kg: (ナスカン共)--> |
(注:300kgウインチとダブル滑車の併用は、ギヤー比が13:1となり、巻取りが大変ですので、 特に理由がない限りウインチ交換による対応をお勧めします。)
鉄製品の防錆対策として、塗装やメッキを行います。 このメッキにも相手にどんな金属を使用するかによって、金メッキ/スズメッキ/亜鉛メッキなどが考えられます。
亜鉛メッキは、他のメッキと全く異なる特性を示します。 これは、電蝕の順位が金~スズ・鉄・亜鉛となり、亜鉛は鉄より錆びやすくなっているためで、 例えばトタン(スズメッキ)は傷口から内部(錆びやすい鉄)に向かって腐食するのに対し、 亜鉛メッキ製品は亜鉛を先に電解させ、その結果鉄の錆が防止されるという性質があり、 傷口があっても錆びにくくなっています。
もっとも、亜鉛は酸化が早いため、ロット生産が必要なレール等、一部の部品を除き、 受注後メッキを行っていますので、即納ができにくい点はご了承ください。
また、当社ロット生産品に限らず、一般に亜鉛メッキ製品には少々の酸化(白っぽさ) が見られる場合があります。これは、上記の理由で製品の質に影響を及ぼすものではありません。